転職して新しい会社に入るときには、それなりに(往々にして過大なくらい)意気込みを持っていることが多いので、直属の上司の実力不足は目につきやすいし、我慢しにくいことが多い。もともと、上司から部下よりも、部下から上司の方が、早く正確に実力が見えるものだが、新しい職場の場合、上司に思わぬ応援者が現れたりすることがあるから、上司へのチャレンジは、周囲の状況がよくわかってからにする方がいいことが多い。長く勤めている会社だと、相手との力関係がわかれば、ただちに競争を仕掛けるのも悪くはないのだが、転職後すぐの場合は、ちょっと状況が違うということを覚えておこう。
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新しい職場では、部下とのつき合い方も大切だ。特に日々の居心地のうえでは、上司との関係よりも重要かもしれない。部下とのつき合い方も、会社によって違う。まずは、相手の見極めが肝心だという原則はここでも重要だ。新しい職場で上司になった場合、会社のやり方に関係なく、一番大切なことは、部下一人一人のメリットに配慮していることを早く態度で示すことだろう。新しい上司は、日々の働き心地だけでなく、自分の評価にも影響を与える人だから、部下の側では、これがどんな人物なのか、大いに心配している。転職してきた本人は、自分のことや、自分の上司との関係で精一杯かもしれないが、部下の不安を取り除くことは、転職して初日にと言わないまでも、翌日には考えていなければならないことだ。